最終更新日:2026年8月5日
広報webマガジン「alic」2026年8月号
みずみずしさと爽やかな甘みが特徴のすいかは、暑い季節の食卓を彩る人気の果菜類です。
6月から8月にかけて多く出回り、特に暑い時期においしさが際立ちます。今月は、夏を代表するすいかについてご紹介します。 |
ご紹介
すいかはウリ科の一年草で、原産地は諸説ありますがアフリカ北東部といわれています。とても古い野菜で、リビアでは5000年前の遺跡から種子が出土し、古代エジプトでは4000年前の壁画にすいかが描かれています。
日本に伝わった時期は定かではなく、ポルトガル人が長崎にかぼちゃとすいかの種を持ち込んだとの説や、慶安年間(17世紀中頃)に隠元禅師が清から種を持ち込んだとの説などがあります。
江戸時代には栽培がされていましたが、甘い品種が米国から導入された明治初期以降に増えてきました。
国内の主な産地は、熊本県、山形県、千葉県などです。大玉すいかや小玉すいかといった大きさの違いだけでなく、果皮が緑色と黒色の縞模様で果肉が黄色いもの、果皮が黒く果肉は赤いもの、果皮が黄色く果肉は赤いものなど、さまざまな品種があります。
価格について
東京都中央卸売市場の価格動向を見ると、出荷量が増える6月から8月ごろにかけては価格が下がり、冬場は入荷量が少なくなるため、値段が高くなる傾向があります。
出典:農畜産業振興機構「ベジ探」、原資料:東京都卸売市場「市場月報」
〈すいかの月別平均卸売価格(東京都中央卸売市場)〉
栄養
すいかは、成分の約9割が水分であるため、体を冷やす作用があり、夏場の熱中症予防や、解熱などに効果があります。すいかの果肉は、アミノ酸の一種で利尿作用と関係があるといわれるシトルリンが多く含まれています。このシトルリンは、血管拡張による血流改善や運動パフォーマンスの向上などの働きも期待されています。
また、すいかの赤色は、主にカロテノイド色素であるリコピンであり、がんなどと関わりのある活性酸素を抑える作用があります。すいかのリコピン含有量は、トマトと同程度あるいはやや多いものとなっています。

<すいかのまめ知識>
すいかの詳しい情報は下記リンクをご覧ください。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:総務広報課)
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