まめ知識
「和のサンドイッチ」でたくさん野菜を食べよう!!
〜日本の和惣菜(わそうざい)サンドイッチを世界へ発信 in 2025年大阪・関西万博〜
最終更新日:2025年5月7日
広報webマガジン「alic」2025年5月号
実は、成人1人1日当たりの野菜摂取目標量は350グラム
(注)です。しかし、その摂取量は年々減っており、令和5年は平均256グラムと目標の7割程度にとどまっています。
また、現状では成人の約7割がこの目標に達しておらず、男性よりも女性の方がやや不足しています。特に、20〜40歳代での不足が目立ち、この階層すべてが男女ともに260グラムを下回っています。
(注)健康づくりの指標である「健康日本21」(厚生労働省)に基づく。
このように野菜全体の消費量が減少している一方、サラダの1人当たりの年間購入額は、昭和60年(1985年)から20年以上右肩上がりで上昇し、平成21年(2009年)には1.7倍まで増加してます。その後さらに急増し、令和3年(2021年)には3倍を超え、サラダの購入意欲が向上していることが分かります。近年はコンビニやデパ地下などで多種多様で彩り豊かなサラダやカット野菜が販売されているからでしょうか。
サラダに用いられるような生野菜をはさむサンドイッチをアレンジし、日本が誇る「和食」から和惣菜をはさんだ「和のサンドイッチ」を作るワークショップ(主催:ケンコーマヨネーズ株式会社)が、2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)で開催(注)されます。
一度にたくさんの野菜が摂れそうな「和のサンドイッチ」とはどのようなものか、実際に作ってみたのでご紹介します。
(注)ワークショップの開催は、2025年8月18日〜24日、大阪外食産業協会(ORA)のORA外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」にて
和のサンドイッチ〜きんぴらごぼうと照り焼きチキン〜
近年、「インスタ映え」や「断面萌え」などのキーワードが注目されますが、このようなサンドイッチの断面を見ると「美味しそうだな」と手にとってみたくなりますね。
このほかにも、「かぼちゃのそぼろ煮と彩り野菜」や「6種具材のうの花とほうれん草」のサンドイッチなどのレシピも考案されているようです。
皆さんも野菜や和惣菜をたくさん入れたサンドイッチで、毎日の野菜摂取量のアップを意識してみてはいかがでしょうか。
なお、調査情報部の発行する「野菜情報」では、毎月様々な野菜の情報を発信しています。
サンドイッチにはさんだ
「レタス」の需給動向や、 農林水産省が日頃の野菜摂取状況が把握できる測定機器「ベジメーター」を用いて「野菜摂取量の見える化」に取り組んだ記事なども過去に掲載していますので、こちらもぜひご覧ください。
〇野菜情報 2024年9月号 「
令和5年度野菜摂取量の見える化の取組結果について」
(調査情報部)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:総務広報課)
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