「かんしょでん粉」について
最終更新日:2014年6月16日
(独)農畜産業振興機構(alic)は、皆さんの食生活に関連した情報をお届けしています。今回は、「かんしょでん粉(さつまいもでん粉)」について取り上げます。
かんしょでん粉の利用
かんしょでん粉は、主に清涼飲料に使われる異性化糖や水あめ、ぶどう糖などの甘味料(糖化製品)に使用されますが、お菓子類、めん類・水産練製品などの加工食品にも使われています。
かんしょの利用(鹿児島県)
鹿児島県内で生産されたかんしょ(さつまいも)は、加工用として焼酎用に40%、でん粉用に42%、その他の加工食品用に8%利用されているほか、生食用に7%利用されています。
かんしょの生産地
でん粉原料用のかんしょは、南九州地方(鹿児島県及び宮崎県)で栽培されており、決して肥沃とは言えないシラス台地でも育ち、その地域を支える基幹作物です。離島では、種子島で生産しています。
また、収穫されたかんしょは、それぞれ地元のでん粉工場(19工場)へ運ばれ、加工されており、その工場は、地域経済に重要な役割を果たしています。
生産者の皆さんを支援
alicでは、消費者の皆様の身近にあるでん粉の供給が安定的に継続されるよう「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」に基づき、国内のでん粉原料生産者及びでん粉製造事業者の支援を実施しています。
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このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
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