美味しいメロンが届くまで
最終更新日:2014年10月27日
日本一の産地
ご存じですか?、メロンの生産量第一位は茨城県です。茨城県内有数の産地である鉾田市、茨城町、鹿島市は、鹿島灘に面し一年を通じて温暖で、水はけの良い土地と昼夜の気温差が大きいことから美味しいメロンができることで有名です。
4月から10月まで様々なメロンが出荷されますが、8月に多く出荷されるのが、「アールスメロン」です。ハウス内で一株に一個だけ育てられ、頭にT字のつるが付いているのが特徴です。
高品質品の生産出荷
この産地では光センサーを利用して糖度、形状、ネットの状態、色等を測定して箱詰・出荷されています。
糖度が18度以上のメロン(プレミアム)には、金色の「極」のシールが、16度以上のメロンには金色の「特秀」のシールがそれぞれ貼られて、皆様の食卓に届けられます。
画像提供:茨城旭村農協
メロンの栄養
メロンの栄養成分で比較的多く含まれているものは、体内の塩分を輩出する働きのあるカリウムやコレステロール値を抑えるペクチンです。
その他、γ(ガンマ)アミノ酸が含まれており、この成分は血圧降下作用がある ことが知られています。また、血小板の凝縮を抑制する作用が強いことも報告されています
メロンの食べ方
メロンは追熟することで香りと甘みが増すので、購入後は常温で保存しましょう。
食べる前に2〜3時間冷蔵庫で冷やすと、より美味しく召し上がれます。
野菜の魅力を再発見
8月31日は「野菜の日」です。
消費者や生産者の団体など様々な団体等が、各地で野菜の需要拡大を目指したイベントを企画しています。
生産者、流通業者、消費者等の関係者で構成する野菜需給協議会と(独)農畜産業振興機構でも、29日に、「野菜の美味しさのヒミツ」と題して、シンポジウムを開催します。美味しい野菜がどのように作られているのか
また、生活習慣病の増加等が問題となっている中で野菜摂取が予防に寄与する割合が高いことについての講演がありますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
シンポジウム「野菜の美味しさのヒミツ」
※このイベントは既に終了しております。※
【日時】8月29日(金)13:30〜16:30(開場13:00)
【場所】イイノカンファレンスセンター
東京都千代田区内幸町2丁目1番1号 イイノビル4階
【講演内容】
◇針生 信夫氏(株式会社舞台ファーム代表取締役)
「農業のビッグバン」
〜「4つの複合的野菜生産」と「新たなロジスティック構築」による野菜の安定供給〜
◇丹羽 真清氏(デリカフーズ株式会社代表取締役)
「科学者の目をもった八百屋の取り組み」
〜抗酸化力で野菜を評価する〜
【参加費】無料
【問い合わせ先】
独立行政法人農畜産業振興機構 野菜需給部需給推進課
電話:03-3583-9449、ファクス:03-3583-9484
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196