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第10回食育推進全国大会に参加しました!

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最終更新日:2015年7月27日

食育月間

 6月は食育推進基本計画で定める「食育月間」です。全国各地で食育をテーマにした行事が開催されますが、なかでも 内閣府と開催地の自治体が主催の「食育推進全国大会」は食育に対する国民の理解を深め、大会を契機に食育を実践していただきたいという目的で開催される中核的なイベントです。
 平成18年から毎年6月に開催され、当機構も第1回目から参加しています。

食育推進全国大会inすみだ

 今年は平成27年6月20日(土)〜21日(日)の2日間にわたり、東京都墨田区において「夢をカタチに!未来につなぐ豊かな食育〜手間かけて食で育む″人とまち〜」をテーマに4会場で様々なイベントが開催されました。
 墨田区総合体育館と錦糸公園では官公庁から市民団体まで126団体のブースが設けられました。
 今年採れた青梅や生姜を利用したシロップ作りや、野菜の細工切りの実演コーナーなど、体験・学習が出来るブースが多く、開催前から順番待ちの長い行列が出来ていました。
 また、江戸東京博物館や国際ファッションセンターでは、脳科学者の茂木健一郎氏の講演会や様々なワークショップが開かれました。

なるほど国産品〜alicブースより〜

来場者の目をひいたてん菜の模型
来場者の目をひいたてん菜の模型

墨田区の子どもレポーターの取材も受けました。
墨田区の子どもレポーターの取材も受けました。

 当機構のブースでは「なるほど、国産品! 〜食肉、牛乳・乳製品、野菜、砂糖、でん粉のご紹介〜」をテーマに、砂糖原料の生産地の様子や漂白されていると誤解されがちな砂糖の白さの理由、でん粉の原料(いも、トウモロコシ等)と用途等についてパネルや模型で解説しました。
 特にブース入口に設置したさとうきびやてん菜の模型の前では、日頃、目にすることがない砂糖の原料の姿に驚くとともに「原料によって味が違うの?」、「てん菜の方が生産量が多いとは知らなかった」といった声も寄せられました。さらに畜産・野菜・砂糖・でん粉に関わるクイズを通して、肉の部位と栄養、野菜の摂取目標(350g/日)などについてご紹介しました。ブース内では親子連れや栄養学専攻の大学生がalic職員に熱心に質問をする姿もみられました。2日目は雨が降る悪天候の中でしたが、2日間の来場者数は約4万人に達しました。
 なお、次回は平成28年6月11日(土)〜12日(日)に福島県郡山市にて開催が予定されています。

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このページに掲載されている情報の発信元
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