2021年を振り返って
最終更新日:2022年1月17日
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、多くの国民が日本選手の活躍に沸くという明るい話題もありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、国民生活に多大な影響をもたらしました。皆様にとってはどのような1年だったでしょうか。
今回は、alicの広報職員が独自に選んだトレンドやニュース等とalicの活動を交えて2021年を振り返ります!
ふわふわプルプル 新食感スイーツ
近年、タピオカドリンクやマリトッツォなどフォトジェニックなスイーツがトレンドとなっていますが、身が目にもふわふわプルプルでSNS映えするこちらのスイーツ(図1) を皆様ご存知でしょうか。
図1 台湾カステラ
2021年に銀座や表参道などに相次いで専門店がオープンして多数のメディアにも取り上げられ、広報誌「alic」6月号でも紹介した「台湾カステラ」というスイーツです。もともと台北市近郊の淡水名物だった台湾式のスポンジケーキです。空気を多く含んでいるため、口の中に入れるとシュワっと消えていくような食感が特徴です。原材料にでん粉が使われており、焼き上がり後の特徴的な食感を維持するために役立っています。
2022年はどのようなスイーツに出会えるか楽しみですね!
牛乳をモ〜1杯!
昨年12月に、年末年始の牛乳消費拡大に向けて、いつもよりもう1杯、もう1本消費いただくことをお願いする「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」を農林水産省が開始しました。
例年、年末年始は学校給食がなく牛乳の消費量が少なくなる傾向にあり、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で業務用需要の低迷が続く中、特に貴重な牛乳が捨てられてしまう恐れがあることから、alicもこの取組に賛同し、Faceb o o k( フェイスブック)で情報発信した他、役職員も牛乳の購入等に積極的に協力しました。
牛乳には、良質なたんぱく質や脂質、カルシウムなど日本人の食生活で不足しがちな栄養がたくさん含まれています。alicホームページでは、牛乳を利用した料理レシピ(図2) を公開中ですので、皆様もぜひお試し下さい。(alic の広報職員一同も牛乳や乳製品で栄養をとり、寒い冬を乗り越えたいと思います。)
図2 いもだんご入りクリームシチュー
国際果実野菜年
昨年は、国連が国際果実野菜年と定め、国連食糧農業機関(FAO)と加盟国などが連携して、野菜と果実の栄養・健康上の利点に関する認識向上、消費促進などに向けた普及啓発活動が行われました。alicは、農林水産省から「国際果実野菜年2 0 2 1」オフィシャルサポーターに認定され、情報誌やホームページで四季の野菜の栄養価や産地の取り組みなどのご紹介を行った他、8月31日(野菜の日)にオンラインセミナーを開催しました。女子栄養大学の上西教授と武庫川女子大学の松井教授を講師にお招きした本セミナーには70名以上の方がご参加下さり、大変盛況でした。
alic チャンネル を開設
12月に配信を開始したばかりの最新作は、野菜の安定供給を支える仕組みとして創設から半世紀を迎えた「野菜価格安定制度」がテーマです。毎日の食卓に欠かせない野菜ですが、天候の影響を受けやすく価格が大きく変動する傾向があります。生産者と消費者が両輪となって野菜生産を支える同制度についてわかりやすく解説しています。(図3)
こうした業務説明動画の他、昨年は申込者限定でa l i c セミナーの講演(録画)も配信しました。今後もセミナー配信時にはホームページにてご案内いたしますので、ぜひご覧ください。皆様にalicをさらに身近に感じていただけるよう、今後も情報発信を工夫していく所存です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196