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alic設立20周年を迎えて

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最終更新日:2023年10月20日

設立20周年を迎えて

 alicは平成15年10月1日、平成8年設立の農畜産業振興事業団と昭和51年設立の野菜供給安定基金を統合して設立され、満20年の節目を迎えました。わが国の農業総産出額の約7割を占め、国民の消費生活において不可欠な畜産物、野菜、砂糖およびでん粉の安定供給を図るため、発足以来、経営安定対策、需給調整・価格安定対策、自然災害や家畜疾病などへの緊急対策、情報収集提供などの的確な実施を通じて、農畜産業およびその関連産業の健全な発展と国民消費生活の安定に寄与するとの使命を果たしてきました。
 この20年間に内外の社会情勢はめまぐるしく変化しましたが、alicは、その時々の時代の要請に的確に対応してまいりました。飼料価格や原油価格の高騰、自然災害や家畜疾病の発生、東日本大震災や新型コロナウイルス感染症の影響などへの対応においては、大きく貢献できたと考えています。
 最近では、国際的な穀物需要の増加やウクライナ情勢に伴う飼料価格の高騰などがわが国の食料や農畜産業の現場に甚大な影響を及ぼしており、alicの業務の重要性は一層増しています。今後とも、業務のより一層の効率化や透明性の確保に努めながら、生産者・事業者・消費者の皆さまにとっての利便性の向上に努めるとともに、ニーズに即した、需給や経営などに関わる情報について、迅速かつ分かりやすく提供してまいります。
 これまでの(一財)消費科学センターの会員皆さまのご理解、ご指導に心から感謝致しますとともに、これから先の10年、20年も変わらぬご厚情を賜りますようお願いいたします。

令和3年度農業総産出額

alic20周年記念サイトを立ち上げました

 alicは、設立20周年記念を迎えるに当たり、ホームページに記念サイトを立ち上げ、時代のニーズに応じて変遷してきたalicの業務について「20年のあゆみ」という形で掲載しました。
 本サイトでは、今までの業務を振り返るとともにalicの将来について意見交換ができる場として開催した座談会の概要についても併せて紹介しております。座談会では、先輩職員がこれまで携わった業務の内容などを紹介したり、後輩職員からはalicに感じていることなどについて話しました。参加した後輩職員からは「業務の変遷を知ることができ、大変参考になった」、「より丁寧に、真摯に、業務の背景も考えながら普段の業務に取り組みたい」といった声がありました。
 ぜひご覧頂ければと思います。

座談会の様子

このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196