夏ベジプロジェクト(夏野菜の消費拡大)
最終更新日:2010年2月24日
夏ベジプロジェクトについて
夏野菜はビタミンやミネラル、食物繊維、機能性成分が豊富に含まれており、暑い夏を元気に過ごすため欠かせない食材です。そんな野菜をおいしく、たくさん食べてもらうために、農林水産省は、「夏ベジプロジェクト」を立ち上げ、毎年度、夏野菜のシーズン(7月から9月)を集中活動期間としてキャンペーンを実施します。
夏の食卓をいろどってもらうために野菜の生産、流通、加工、消費に関係するさまざまな企業、団体や行政機関に呼びかけて、協力の輪を広げながら、夏野菜の消費拡大を図る様々な取り組みを実施しています。
キャンペーンの内容
FOODACTION NIPPONと連携しつつ、次の取り組みを行っています。
・統一ロゴマークの作成
企業・団体が資材等に使用できるロゴマークを作成し、プロジェクトの参加企業、団体にパンフレットやイベントなどで活用して頂き、プロジェクトの趣旨の浸透を図ります。
・夏ベジソングの提供
夏ベジソングを農林水産省のホームページ上で公開し、誰でもダウンロードして、店舗等で使用することができます。
・広報資材の提供
プロジェクトを推進するための「のぼり」、「レシピ」、「POP」などのデザインを農林水産省のホームページ上で公開し、誰でもダウンロードして、広報ツールとして使用することができます。
・協力企業・団体の募集
本プロジェクトに協賛する企業を募り、広がりのある運動を推進します。
・ホームページの開設等
夏野菜の魅力、プロジェクトの取り組み、地域のイベント情報等を提供するほか、協力企業・団体の取組内容などを紹介します。
農畜産業振興機構の取り組み
当機構も夏ベジプロジェクト」に参加し、夏野菜の魅力を紹介しています
今回は、おいしい野菜の選び方を、紹介します。
★トマト
甘くてジューシーなトマトほど、持った時にずっしりとした重さがあり、それはぎゅっと実が詰まっている証拠です。なかには水に沈むものも。 また、左右対称で形がよく、新鮮なトマトほど皮にハリがあります。
★キャベツ
春系キャベツは柔らかく弾力性のあるもの、寒玉は巻きが固くて重量感のあるものを選び、上部や根元が割れたものは古くなったものなので避けましょう。トウが立つと苦みが出るので、カットの場合は芯の高さが3分の2以下であることを目安にしましょう
★レタス
キャベツなどとは逆に、巻きがゆるく、ふわっとして軽いものが良品です。固くて重いものは、新鮮でない場合があります。切り口の直径が十円玉ぐらいの小さいものは、ほ場の管理がよい証拠で、味もお奨めです。
★はくさい
秋冬ものに比べて春もの、夏秋ものは小ぶりです。外葉は色鮮やかで、白い部分につやがあり、葉の巻きがしっかりしており、全体に固くしまった重いものを選びましょう。葉先が枯れているはくさいは霜にあたって味が充実しています。
カットものの場合は断面が平らで膨らんでおらず、中心の部分の高さが3分の1以下のものが新鮮です。
★ニンジン
独特な赤みがあり、表面のツヤとハリがあり滑らかなものを選びましょう。また、新しいものほど、茎の切り口が小さく、緑色をしています。茎の切り口の大きいものは甘みの少ない芯の部分が多いので、小さい切り口のものを選び、表面が黒ずんでいるものや溶けているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
(消費科学連合会「消費の道しるべ」(平成21年8月号)に掲載)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-9709