牛乳が美肌をつくる!〜正しい食生活は、美肌づくりの基本〜
最終更新日:2015年7月6日
alicは、酪農・乳業の安定的発展を図る目的から、牛乳・乳製品の消費構造の変化や消費動向について、 10 代から 70 代までの男女を対象に、毎年、アンケート調査(注1)を行っています。
昨年の秋に行った調査結果では、白もの牛乳類(注2)の認知度とニーズについて、特に女性からの回答で興味深い結果が得られました。
「牛乳にはカルシウムやたんぱく質など体に必要な栄養素がバランス良く含まれていること」に関しては、広い年代で認知されているのに対し、「牛乳の良質なたんぱく質やビタミン類がハリやツヤのある肌をつくること」に関しては、認知されていないもののニーズが高いことが分かりました。
また、ニーズについては、前者が 40 代以降で高くなったのに対し、後者は、年齢による差はあまり見られず、特に 30 代までの若い世代では、栄養の情報より関心が高いことが分かりました。
女性の牛乳の効果に対する認知度とニーズ
そこで今回は、牛乳が美肌をつくる効果についてご紹介します。
美肌づくりの基本は、栄養バランスのとれた毎日の食生活にあります。栄養の偏った食生活が内臓機能の低下やホルモンのアンバランスを引き起こし、肌の老化を早めます。これは、「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」の三大栄養素が、肌を構成する細胞や肌にうるおいを与える皮脂の材料であったり、エネルギー源であったりと、肌にとって重要な役割を果たしているからです。
また、肌の新陳代謝に欠かせないビタミンAや、紫外線による活性酸素の害を防ぐための抗酸化ビタミンなど、あらゆる栄養素が肌の若々しさを支えるカギになります。
牛乳は、「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」に加え、これら三大栄養素の代謝を助け、調整するビタミンやミネラルをバランス良く含んでいます。肌年齢をキープするために、気付いた今からでも食事を正すことが大切です。毎日の食事に牛乳を上手に取り入れたいものです。
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