平成28年11月21日(月)に埼玉県本庄市において、野菜需給協議会の現地協議会を開催しました。今回も昨年に引き続き、「消費者代表の方々との現地意見交換会」と合同での開催となりました。
今回訪問したJA埼玉ひびきのは、埼玉県の北西部にあり、野菜の生産が盛んな地域で「近いがうまい埼玉産」をキャッチフレーズに埼玉産野菜のPRをしています。当日は意見交換会のほか、きゅうりの選果場、きゅうり・レタスのほ場を視察しました。
JA埼玉ひびきの南部選果場では、生産者が持ち込んだ、なすやきゅうりが年間を通して選果されています。生産者は収穫した野菜を持ち込んで選果場に出荷調整を担わせることで、労力が軽減でき、その軽減できた時間や労力を活用して、さらなる品質の向上に努めたり規模拡大を図ったりすることができるようになりました。視察の当日は、きゅうりの選果が行われており、京浜地域の市場に出荷されていました。また、ほ場見学では、生産者から生産段階での一連の作業の説明を受け、参加者の方々は興味深く見学されていました。
意見交換会は、本庄営農センターで開催されました。参加者からは、地元農産物や新規就農者対策の取り組みなどに対する質疑だけでなく、昔と今の野菜の栄養価の違いなど普段疑問に思っていることについての質疑もあり、有意義な情報交換の場となりました。