【まめ知識】サトウキビのお酒で作るカクテル「カイピリーニャ」
最終更新日:2020年3月4日
砂糖生産大国のブラジルには、サトウキビのお酒を使った「カイピリーニャ」と呼ばれるカクテルがあります。日本においては、数年前まで一部のブラジル料理店で見かける程度でしたが、現在では本格的なアイリッシュパブや、バーテンダーのいるバーなどでも提供されており、本場ブラジルの味を日本にいながら楽しめる機会が増えたと感じます。
ベースとなるお酒は「カシャッサ(またはピンガ)」と呼ばれる、サトウキビの搾り汁をそのまま原料として作られた蒸留酒です(写真1)。サトウキビを原料とするお酒はラム酒が有名ですが、砂糖を製造する際の副産物である糖蜜を原料に作られることがあるため、ブラジルにおいてはカシャッサと明確に区別されています。
■本場の味をご家庭でも
(1) ライムを皮ごと8等分にカットする。
(2) (1)でカットしたライムの3切分をさらに3等分にカットし(写真2)、グラスに入れる。
(3) ライムにふりかけるように砂糖を入れる(写真3)。
(4) スプーンの背などでライムを軽くつぶす。
(5) 氷を入れる。
(6) カシャッサを入れて、マドラーなどで氷が少し溶けるくらいなじませたら完成(写真4)。
砂糖をたっぷり入れると、驚くほどすっきりとした飲み口になります。ただし、アルコール度数が40度前後と高めですので、氷となじませながらゆっくりお召し上がりください。
■カシャッサがない場合は
カシャッサが手に入らない場合は、ベースとなるお酒をラム酒やウォッカに変更することも可能です。また、ライムの代わりにパイナップルやイチゴなど酸味の効いたフルーツでアレンジしても美味しいです。
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