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周年生産が可能な大和の伝統野菜”大和まな”

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最終更新日:2015年5月13日

大和まなは大和の伝統野菜

やまとまな

奈良県は、戦前から県内で生産が確認され、地域の歴史・文化を受け継いだ独特の栽培方法等により、「味、香り、形態、来歴」などに特徴をもつ野菜を「大和の伝統野菜」として認定しています。
現在20品目が、「大和の伝統野菜」に認定されており、「大和まな」は、平成17年10月に仲間入りしています。

大和まなの特徴

大和まなは、アブラナ科のツケナ(漬け菜)の一種で、葉は大根葉に似た切れ込みがあり、濃緑色で肉質は軟らかく甘みに富んでいます。収穫後、葉が黄変しやすく店頭での日持ちが悪いという課題を解決するため、産学官連携により新品種「夏なら菜」、「冬なら菜」が育成されました。
夏なら菜は株張りが良いため春から夏栽培に向く品種、冬なら菜は低温でも生育が良好なので秋から冬栽培に向く品種です。また、パイプハウスなどでの栽培により、周年生産が可能になっています。
主な産地は、大和高田市、宇陀市、桜井市、大和郡山市で、出荷先は主に奈良県の中央卸売市場です。

大和まなの栽培風景
大和まなの栽培風景

収穫した大和まな
収穫した大和まな

おすすめの食べ方

油揚げなどとの煮浸しと相性がよく、地元の家庭料理として親しまれています。
しゃきしゃきとした食感や癖のない食味でさまざまな料理に合いますが、ここでは、「大和まなじゃこ炒め」を紹介します。

お問い合わせ先:奈良県農業水産振興課(TEL:0742─27─7443)
料理、レシピ提供:大阪あべの辻調理師専門学校

大和まなのじゃこ炒め
大和まなのじゃこ炒め

作り方

このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196