横浜市食育推進計画のパンフレット
内閣府は6月を「食育月間」と定め、毎年、各地で食育推進全国大会を開催しています。
7回目となる今年は内閣府及び横浜市の主催によりパシフィコ横浜で開催されました。
この大会は、『「食」に関する知識と、「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる』という食育基本法の方針に基づき開催されています。
大会では、生産者・流通そして教育関係機関が一堂に会し、様々な角度から食の大切さを伝えていました。
今年は「復興支援」もテーマに加えられ、会場には被災地の生産者団体をはじめ全国から288団体、166ブースが設置されました。会場では、試食や展示、クイズなど趣向を凝らした内容に多くの方が足を止め真剣に耳を傾けていました。
当機構のブースでは大会の趣旨に則り、子供向けの野菜の栽培テキスト「やさいのひみつ」やお肉と砂糖のレシピを配布し、健康的な食生活のヒントとして、生産から調理まで幅広くご紹介しました。
また、横浜中華街という観光地を抱え、古くから食の玄関口として栄えてきた横浜ならではの企画として、「横浜ガストロノミ協会」に所属するシェフによるワークショップも開催されました。
普段、見ることができない有名シェフのテクニックと料理の数々に歓声が沸き起こっていました。
また、特設ステージでは子供向けの紙芝居や餅つき、さかなクンのトークショーなどが開催され、子供達が積極的に参加する姿が見られました。
このイベントは入場無料ということもあり、一時は入場が制限されるほどの盛況ぶりで、会場には早朝から親子連れの長い列ができていました。
総入場者数は2日間で3万人を超えたとの公式発表があり、食や食育に対する関心の高さが伺われました。
なお、次回の第8回食育推進全国大会は平成25年6月22日〜23日に広島県にて開催されるとのことです。