【機構の動き】第8回食育推進全国大会 6月22日〜23日県立広島産業会館
最終更新日:2013年9月2日
〇6月は食育月間です
砂糖の製造工程について解説しました。
6月は食育推進基本計画で定める「食育月間」で全国各地で食育をテーマにした行事が開催されます。なかでも「食育推進全国大会」は食育に対する国民の理解を深め、積極的な参加を促す目的で開催される中核的なイベントです。
内閣府と開催地の自治体の主催で、平成 18 年から毎年6月に開催され、alicも第1回目から毎年、参加しています。
〇おいしい広島、たのしい日本〜食育を科学しよう〜
今年は広島県で開催され、会場となった県立広島産業会館には、全国から食育の普及・推進にたずさわる企業や団体、学校などが参加し、57ブースが設置されました。開催地の特産品であるレモンを使ったジャム作りのワークショップなど、地域色あふれるブースも数多く並びました。
この会場のほか3ヵ所で基調講演等が開催され、2日間で2万7400人の方々にご来場いただきました。
〇砂糖のいろいろ、12種類を展示
alicのブースでは、黒糖をはじめザラメや粉砂糖など様々な砂糖の現物と原料であるてん菜の模型を展示しました。
特に、砂糖の製造工程の説明では「砂糖は漂白されていないことが分かった」「国産の砂糖原料の8割がてん菜だとは知らなかった」など、日頃感じていた疑問や不安を解消できたというご意見を多くいただきました。
ブースに来場いただいた方々を対象に行ったアンケートでは「砂糖のイメージが改善した」との意見が多かった一方で、特に若年層で「子供の成長に必要」と考えている方が少なく、おやつで上手に栄養を補うためのヒントやレシピの提案など、子育て世代に向けたアプローチを工夫していく事が必要であることが分かりました。
会場でお配りした資料やレシピ、「野菜ブック2012年版」、パネル等の食育に関する資材はホームページでもご覧いただけますのでご活用ください。
なお、第9回食育推進全国大会は平成26年6月21日(土)〜22日(日)に長野県にて開催予定です。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196