3月18日(火)、札幌市内において、「北海道におけるコントラクターおよびTMRセンターに関する共同調査報告会」を開催しました。
本調査は、平成24〜25年度の2年間、alicと当該分野における第一人者の大学・研究機関の方々による委員会を組織し、現地調査やアンケート調査を実施しつつ、コントラクターとTMRセンターの現状を把握するとともに、将来に向かって解決すべき課題の整理とその解決方法について調査・検討したものであり、今回、その結果について、関係者の皆様と情報の共有を図る目的で開催したものです。
まずalicから、調査の目的、背景等を説明後、技術的な面について、阿部委員(畜産飼料調査所)および花田委員(帯広畜産大学)から、また、経営的な面について、金子委員(北海道立総合研究機構)、藤田委員(農業・食品産業技術総合研究機構)、荒木委員(酪農学園大学)から報告が行われました。
質疑応答・意見交換では、TMRセンターと放牧利用の関係、コントラクターの経営の安定と利用単価の関係、今後の農家戸数の減少への対応策など、現場が抱える課題等について、活発な意見交換がなされました。
当日は80名の皆様にご参集いただきました