インドネシア 揚げせんべい「クルプック」
タピオカでん粉を主原料とする揚げせんべい「クルプック」(写真1)。定番はエビ風味で、国内の飲食店でも比較的目にする機会が多く、馴染み深い味ではないでしょうか。タピオカでん粉に、すり潰したエビや調味料、水などを加えて混ぜ合わせ、薄く形を整え乾燥させます(写真2)。その後、油で揚げると大きく膨らみ、サクサクのせんべいになります。
クルプックは、ナシゴレン(焼き飯)やサテ(串焼き)など料理の付け合わせとしてよく提供されています。また、現地の商店では、袋詰めにされた乾燥クルプックが家庭用に販売されている光景もよく見られます。価格が安いため、日常食として広くインドネシア国民に親しまれています。