野菜は、天候によって作柄が左右されやすく保存性も乏しいため、供給量によって価格が大きく変動しやすい作物です。
alicでは、「野菜価格安定制度」により、野菜生産者の経営の安定と消費者への国産野菜の安定供給を図るため、全国的に消費量の多い指定野菜14品目
(注)の販売価格が著しく低落した場合に野菜生産者へ補給金を交付することで、野菜農家の経営に及ぼす影響を緩和し、消費者が安定した価格で購入できることを目指しています。
毎日の食卓に届く野菜の背景には、今回ご紹介したような産地の努力や制度の存在があります。普段身近に感じられる野菜だからこそ、これを機会に今一度、生産者の方々の苦労に思いをはせ、丹精込めて作られた野菜を味わってみてはいかがでしょうか。
(注)キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ばれいしょ(じゃがいも)、ピーマン、ほうれんそう、レタス。
(野菜業務部)