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【alicだより】消費者代表の方々との意見交換会を開催

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最終更新日:2024年2月5日

広報誌「alic」2024年2月号
 alicは毎年度、消費者の方々に農畜産業とその関連産業の現状やalicの業務を理解していただくため、消費者の方々との意見交換会を実施しています。
 今回は、さといもについて、産地のこだわりや安定した供給と品質の維持に向けた取り組みなどを紹介し、消費者代表の方々に野菜の生産現場に関する理解を深めていただくことを目的として、2023年11月21日(火)に埼玉県のJAいるま野管内にて、4年ぶりに対面で開催しました。

選果場の視察・収穫体験

 JAいるま野の選果場では、カメラと作業員の目を駆使して3段階の選別を行うことにより、孫芋と子芋を10等級に選別しており、同JAの選果技術とそのこだわりを感じることができました。また、さといも生産者で狭山野菜部会会長の室岡さんの圃場では、さといも生産や部位などについてお話を伺いながら、店頭ではほとんど目にすることのない収穫時の姿から、親芋、子芋、孫芋に仕分けを行う作業を体験しました。

選果場で熱心に質問する参加者
選果場で熱心に質問する参加者

生産者の室岡さんに直接お話を伺う
生産者の室岡さんに直接お話を伺う

意見交換会

活発な意見交換会
活発な意見交換会

親芋・子芋・孫芋が連なる収穫時の姿資料提供:JAいるま野
親芋・子芋・孫芋が連なる収穫時の姿
資料提供:JAいるま野

 alicから野菜価格安定制度の概要や需給動向などについて説明するとともに、同JAから管内概況、さといも生産の概要及び安定生産に向けた取り組みについて紹介いただきました。さといもの選果場ができたことにより、生産者の手間が軽減され、複数の品目で作付面積の維持・拡大が可能となったことや、選別基準の平準化と計画出荷の実現によって、高品質なさといもの安定供給が可能となったことなどについて、参加者の方々も真剣に耳を傾けていました。

 また、普段、市場では取り扱われない親芋を使ったコロッケの試食では、大変美味しいと驚きの声が聞かれました。
 さらに、「さといもの消費拡大には、簡単な調理方法の紹介などが有効ではないか」「美味しさをもっと多くの人に知ってもらうために、煮物以外にも、美味しい食べ方をもっとアピールしてはどうか」といった発言があり、JAいるま野やalicからもレシピの発信について紹介するなど、大変活発な意見交換会となりました。

 JAいるま野おすすめのレシピなどは、同JAホームページをご覧ください。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196