【機構の動き】第21回加工・業務用野菜産地と実需者との交流会
最終更新日:2014年1月8日
来場者で賑わう会場内
alicでは、平成 18 年度から野菜ビジネス協議会との共催により、野菜産地と実需者とのマッチングの場を提供するため、交流会を開催しています。
初めて九州で開催
色鮮やかな野菜が並ぶ出展者ブース
10月31日、冬春野菜を中心に主力産地である九州地方で初めてとなる 21回目の交流会を、福岡国際会議場で開催しました。
今回は、地元である九州を中心に、過去最多の117の事業者・団体が出展し、これまでの地方開催のなかでは過去最高となる580名の来場者(実需者等)が訪れ、積極的に商談が行われました。
大好評の試食コーナー
試食コーナー
「特別商談会コーナー」では、事前申込みのあった134件の商談が行われました。また、「試食コーナー」では、出展者が持ち寄った「自慢の野菜」が 70 種以上もビュッフェ台に並び、多彩な種類のサラダを求める来場者であふれていました。
セミナー会場では、農林水産省の担当官と連携しながら、リレー出荷の特例措置を含む契約野菜関連事業の説明会を行いました。
また、野菜ビジネス協議会によるセミナー・パネルディスカッションでは、異常気象時の対応策、契約取引向けの栽培に関する問題点、産地側・実需者側双方への要望等が活発に意見交換され、多くの聴講者が熱心に耳を傾けていました。
実需者ニーズへの産地の対応体制の強化を期待
昨年度、alicで実施したアンケート調査では多くの農協が、今後、加工・業務用野菜の取引を「拡大」する意向であることが明らかになりました。
また、近年、企業が業務用カット野菜等の製造・販売分野の取組みを強化する動きが活発化しており、実需者ニーズに対応した産地の体制強化がますます期待されています。今回の交流会でも、産地・生産者と実需者とのマッチングの取組みの重要性が改めて認識されました。
alicでは、今後も、継続的に交流会を開催することにより、産地と実需者のマッチングの場を提供していくこととしています。
特別商談会コーナー
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196