5月29日(日)、鹿児島県の奄美諸島のひとつである沖永良部島の知名町において、第2回知名町収穫祭が開催されました。知名町収穫祭は、知名町における農業、商工業、水産業の収穫や実りなどに感謝すると共に、新たな年が実りある1年となることを願い、知名町、あまみ農業協同組合知名事業本部、知名町商工会、沖永良部島漁業協同組合の共催で、昨年から始まりました。
収穫祭では、公益社団法人鹿児島県糖業振興協会主催のさとうきび生産改善共励会 農家の部優秀賞(農畜産業振興機構理事長賞)を受賞した知名町のさとうきび生産者 池幸次郎氏に、alic宮坂 亘理事長から表彰状の授与も行われました。池氏は、池さとうきび生産組合の組合長としてハーベスタ収穫作業の受託、あまみ農協知名地区さとうきび部会支部長としての地域営農指導など、さとうきびの生産振興に意欲的に取り組んでいることが評価され、今回の受賞となりました。
当日は、式典と収穫祭の二部構成で、式典の冒頭では、収穫の恵みに感謝し今年の豊作、豊漁を願う豊穣祈願が、続く収穫祭ではマグロの解体ショーや沖永良部高校エイサー部の演舞などが執り行われ、会場はおおいに盛り上がりました。
会場には地域産業の現況を紹介するパネル展示が行われ、alicからも砂糖の国内生産状況などを紹介するパネルを展示しました。