消費者コーナー 「食」の安全・安心や食育に関する情報、料理レシピなど

ホーム > 消費者コーナー > 広報誌 > 【機構の動き】米国食肉輸出連合会(USMEF)の研修生が来構

【機構の動き】米国食肉輸出連合会(USMEF)の研修生が来構

印刷ページ

最終更新日:2017年5月10日

アープ氏

 alicでは、米国食肉輸出連合会(※USMEF/ US MeatExport Federation) との間で、生産現場や研究機関への訪問などを通じて、日本・アメリカ両国の牛肉生産、流通事情の理解を深め、畜産の発展に貢献する人材の育成を目的として、人材交流プログラムを実施しています。
 今回は、USMEFでアジアや中近東市場への輸出促進を担当しているトラビス・アープ(Travis Arp)さんが、3月14日から24日にalicに研修生として来構しました。
 アープさんは、農林水産省や厚生労働省を訪問し、日本の家畜防疫体制や輸入食品に対する食品添加物の認可過程や検査方法などについて説明を聞き、意見交換を行いました。また、食肉卸売市場や食肉流通センター、業界団体などを訪問し、日本の食肉の流通形態や消費動向などについて理解を深めました。
 北海道で、肉牛を生産している農場を訪問した際には、事前に家畜改良センター十勝牧場で、和牛がどのように改良されているか説明を受けたこともあり、日本の肉牛の育て方に関心を持たれたようでした。また、食肉加工場では、日本とアメリカの部位の切り分け方の違いについて再確認されました。
 
※ USMEFは、生産者から徴収する課徴金と米国政府からの補助金を原資として、家畜や食肉の輸出促進を目的に、市場開拓や情報収集などさまざまな活動を行っている団体です。
前のページ         次のページ
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196