【機構の動き】台湾中央畜産会との定期情報交換会議を開催
最終更新日:2017年7月5日
6月7日(木)、alic主催により台湾中央畜産会(以下「NAIF」)との定期情報交換会議を開催しました。この会議は、畜産に関する情報交換の場として日本と台湾で交互に開催しているもので、今回で8回目を迎えました。当日は、最初に宮坂理事長から、「畜産分野で日本と台湾双方が抱える共通の課題などについて、率直な意見交換を行うことを通じて、実りある会合にしたい」との意が伝えられました。また、NAIFの?(こう)董事長より、「台湾は日本と地理的にも近く、家畜疾病対策を含め畜産分野の情報共有を密にすることが大切で、民間の市場活動の助けになることを目標に意見交換したい」との挨拶がありました。
この後、まずalicからNAIFの関心事項である日本の畜産生産と施策の動きや、畜産物におけるブランド構築と品質管理、農業分野の外国人労働者活用施策などについて説明し、NAIFからは、台湾の畜産物輸出戦略と品質管理について説明がありました。双方の説明に対し、それぞれ積極的な質問や意見交換がなされ、今回も貴重な情報交換の場となりました。
会議の最後には、?董事長と宮坂理事長との間で、畜産をめぐる双方の課題を解決できるよう今後も交流を重ねていくことを確認しました。次回は台湾で開催する予定です。
【台湾中央畜産会(National Animal Industry Foundation)】
台湾の畜産業の持続的発展に資するため、平成12 年に設立。台湾における畜産物の情報収集提供、検疫、有機認証、食肉の消費拡大、家畜改良、家畜衛生管理など、畜産に関する業務全般を担っている。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
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