6月7日(木)、豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)との定期情報交換会議を開催しました。この会議は、牛肉の需給動向などに関する情報交換を行う場として、原則として毎年度、日本と豪州で交互に開催しているもので、26 回目の今回は日本での開催となりました。
会議では、MLAのリチャード・ノートン社長とalicの佐藤理事長のあいさつ後、双方から日本および豪州の牛肉需給動向の説明がありました。これらに対して双方から活発な意見が交わされ、貴重な情報交換の場となりました。
日本は豪州牛肉業界にとって重要な市場ではありますが、豪州は70 か国以上に牛肉を輸出しており、今後も特定の国に着目して輸出拡大を図るのではなく、それぞれの輸出先での好みなどを研究し、競争力を高めていきたいとのことでした。
会議の最後には、今後も両国の牛肉をめぐる情報の交換や、双方の職員の交流などを通じて関係を深めていくことを確認し、閉会しました。