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【業務関連情報】「シュガーチャージ推進協議会」が発足

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最終更新日:2018年11月7日

年々減少する砂糖の需要

 日本国内の砂糖の需要量は、年々減少しています。砂糖の年間1人当たりの消費量は、平成4年には20.2kgでしたが、平成28 年には15.4kgとなっています。これは、異性化糖や輸入された加糖調製品(※)などの増加に加え、低甘味嗜好への変化や砂糖に対する誤解があることも大きく影響していると思われます。

(※) 砂糖に他の食品素材を加えた食品加工用原料のこと。加糖あんやココア調製品など。

 たとえば、砂糖が白いのは漂白によるものではなく、透明な結晶が光の乱反射によって白く見えていること、砂糖は米などと同じ炭水化物であり、カロリーが特別高いわけではないこと(1gあたり約4kcal)、ブドウ糖と果糖でできている砂糖は脳やからだに対して即効性のあるエネルギー源になることなど、正しい知識の普及が砂糖の消費につながると考えます。
 

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「シュガーチャージ推進協議会」 発足イベント

 砂糖に対するマイナスイメージを払拭するため、新たな啓発活動に取り組むべく、平成30 年4月、砂糖の生産・流通に携わる8団体(精糖工業会、日本製糖協会、日本ビート糖業協会、日本甘蔗(かんしゃ)糖工業会、日本分蜜糖工業会、日本砂糖輸出入協議会、全国砂糖代理店会、全国砂糖特約店協同組合連合会)で構成される「シュガーチャージ推進協議会」が発足しました。
 シュガーは「砂糖」、チャージは「充電する」という意味から、勉強やスポーツなどの活動によって消費した分のエネルギーを、砂糖が含まれた食品、飲料で補充・補給するというライフスタイルを推奨する活動によって、前向きに需要拡大を目指していくものです。
 平成30 年7月2日、この「シュガーチャージ推進協議会」の発足イベントが開催されました。
 冒頭、協議会の樋口洋一(ひぐちよういち)会長が、協議会の発足の趣旨とともに砂糖の効用などについて説明し、「活動を通して、砂糖が本来持っているさまざまな効用を知ってもらい、甘いものを生活にうまく取り入れ、元気で活き活きした生活を送っていただきたい」と挨拶しました。
 また、第1弾プロジェクトとして、「#(ハッシュタグ)みんなのチャレンジ310(さんいちぜろ)」をスタートさせ、協議会実務者会議の伊藤成人(いとうなると)議長がその内容を紹介しました。
 

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シュガーチャージ 推進協議会のHP

 シュガーチャージ推進協議会のHP(https://sugarcharge.jp/)では、キャンペーン情報のほか、砂糖の基本的な知識、イベント情報も掲載されています。また、「砂糖(3・10 )の日」に合わせ、来年201 9年3月にもイベントを計画中です。
 協議会の活動によって、砂糖の正しい知識が普及し、砂糖の重要性が広く認識され、砂糖の需要が回復することが期待されます。
 

「#みんなのチャレンジ310」 プロジェクト

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 協議会では「#みんなのチャレンジ310」として、新しいことにチャレンジする人を応援し、頑張った分だけ砂糖が含まれた甘いものを摂ることを推奨するプロジェクトを行っています。頑張ったアタマ、カラダ、ココロにシュガーチャージをすることでチャレンジの活力につなげ、「よく動いて、よく摂ろう」というメッセージを広く発信していくものです。
 ツイッターでシュガーチャージ公式アカウント(@Sugarcharge_ jp)をフォローし、何かにチャレンジしている画像や動画を「#みんなのチャレンジ31 0」を付けて投稿すると、素敵な投稿はキャンペーンサイト上に掲載されるとともに、特製の壁紙がプレゼントされます。

農林水産省の消費者の 部屋でも特別展示を実施

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 11 月26 日(月)〜 30 日(金)の間、農林水産省の消費者の部屋において、「太陽と大地の恵み 砂糖〜 日本の砂糖の安定供給を支える仕組み〜」の特別展示を行います。
 砂糖の原料となる「サトウキビ」や「てん菜」の生産、その生産を行う地域の経済や雇用などを支える価格調整制度の仕組み、砂糖の特性などについて、分かりやすく紹介します。(特産調整部)
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このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196