alicは、消費者の皆様に農畜産業とその関連産業の現状やalicの業務を理解していただくため、消費者代表の方々との意見交換会を毎年度開催しています。
酪農経営における労働時間は、他の業界と比較して長い状況といわれていますが、現在、後継者の確保など、持続可能な酪農経営の実現のため、ロボット技術などを活用した労働負担軽減の取り組みが推進されています。
そこで今年度は、「スマート酪農業」をテーマに、消費者代表の皆様、酪農業界向けの機器を取り扱っているオリオン機械株式会社(長野県須坂市)およびalic(東京都港区)をオンラインで結び開催しました。当日は、alicから関連事業についてご説明したほか、オリオン機械株式会社から自動搾乳機など現場におけるロボット導入について、動画を交えて分かりやすく情報提供いただきました。
参加者の皆様から多くの質問やご意見を賜り、活発な意見交換会となりました。alicは、今後も日本の農畜産業を支える仕組みについて理解を深めていただくため、現場と消費者の皆様の橋渡しとなる情報発信に努めてまいります。
[主なご意見]
・現場を訪問することはできなかったが、動画を視聴できたことで理解が深まり、とても有意義であった。
・メーカー自ら、後継者育成のため学校などに赴いて、酪農業における先進的なIT導入、ロボット技術について指導していることに感心した。 |