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【ご案内】動画「野菜が届くまで」シリーズを公開しています

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最終更新日:2023年9月5日

広報誌「alic」2023年9月号
 alicは、普段はなかなか目にすることができない野菜の収穫・調製・出荷作業を撮影し、YouTube alicチャンネルにて動画で公開しています。形のそろったきれいな野菜が店頭に並ぶ裏にある野菜生産・出荷の苦労を知れば、手にする野菜もより美味しく感じられるかもしれません。
 
葉茎菜類
〇キャベツ“リレーで繋ぎます”  万能野菜で季節を問わず食卓に上るキャベツ、いつでも手にしていただけるように、季節に合わせて産地が移動します。 一年中、店頭に並ぶ秘密があります 〇たまねぎ“段々畑で育つ野菜”  たまねぎもばれいしょも、8月頃から翌春まで出回る北海道の「貯蔵もの」と、春から夏まで出回る府県産の「即売もの」があります。 美しい段々畑が広がる長崎県は島原雲仙
〇ねぎ“風でむかれます”  高圧のエアーを噴出して、泥付きねぎの皮を剥ぎとっていきます。 つるつるピカピカの秘密? 〇はくさい“縛られます”  寒さに当たると甘味が増しておいしくなる冬野菜ですが、凍ってしまうと味が落ちてしまいます。 なぜに私は縛られているのか……
〇ほうれんそう“土に刃を入れて収穫”  ほうれんそうの葉がバラバラにならないように鎌を少し土の中に入れます。 熟練の技 〇レタス “お尻を拭かれます”  レタスは収穫時の切り口から、乳状の白い液が出ます。これは酸素に当たると褐変するため、買うときに痛んでいると思われてしまいます。そのため、この液を拭いてから包装して出荷します。 なぜにお尻が上に…
果菜類
〇きゅうり“ポイントはカッター”  きゅうりは、長さと曲がりの度合いで出荷規格が決まります。適切な生長段階で収穫ができるように、また、極力触らないで済むように収穫用具にも工夫があります。 小さな刃がついた指にはめるカッターで、夏場などは1日に2回も収穫します。 〇トマト“作業時間の長さはトップクラス”  トマトは、枝を伸ばしていく誘引作業、一つずつ丁寧に手で行う収穫作業など、作業時間が長い野菜の一つです。 手間暇かけて作っています。
〇なす“一つずつ写真を撮られます”  野菜の鮮度は、時間との勝負です。選果作業を短時間で確実に行うため、さまざまな機械化が進められています。 美しいボディシェイプ、合格です! 〇ピーマン“一袋がほぼ同じ重さになる秘密”  形も大きさも違うピーマンは、自動計量機によって瞬時に重さが測られ、一袋が規定の重さになるよう最適な組み合わせで袋詰めされます。 答えはわたくしです!
根菜類
〇だいこん“結構、土から出ています”  現在流通の主流である「青首だいこん」は、上部が大きく土から出ています。また、根部も円すい形で、スッと抜けるので、収穫作業が軽減されます。 日に当たるので、緑(青)色となります 〇にんじん“ぴかぴかの秘密”  皮の薄いにんじんを傷をつけずに洗うには、収穫時の状態やその日の天候にも配慮をする熟練の調節が必要です。 どのくらい圧をかけるかがポイント!
いも類
〇さといも “親・子・孫がいます”  種いも(親いも)を植えると、そこに子いもができます。さらに、子いもに孫いもがつきます。親よりも子、子よりも孫の方がねっとりとした味わいです。 味も違うのです 〇ばれいしょ“手作業による収穫も”  たまねぎもばれいしょも、北海道のように広大な土地での栽培では、大型機械による収穫作業が可能ですが、狭い土地を利用する産地では、手作業による収穫作業も行われます。 くわを使って収穫します!
 
 野菜生産は、気象の影響を強く受け、◇alicチャンネル 指定野菜14品目が公開! alic channel 独立行政法人農畜産業振興機構なかなか思い通り、計画通りとはいきません。好天が続けば早く育ったり、悪天候になれば生育が遅れたり、取れないこともあります。工業製品と違って生き物ですので、生育によって、産地によって、栽培方法によってさまざまな形や大きさになります。  
 一年を通して店頭に並ぶきれいに整えられた野菜の裏側には、沢山の努力と工夫があります。皆さんが、野菜生産への興味を持ち、理解を深め、当たり前にある野菜の秘密を知ることで、野菜を手にする機会が増え、その実りをたくさん味わっていただくための一助になればとの願いを込めて動画を作成しました。お子さまのおうち学習にもおすすめです。ぜひ、ご視聴ください。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196