ホーム > 消費者コーナー > 広報誌 > 【alicだより】台湾・財団法人中央畜産会(NAIF)との定期情報交換会議を開催
最終更新日:2023年12月5日
NAIFからの主な説明内容 |
1 養豚産業の概況 ・2022年末時点において、養豚場は約6000か所、飼養頭数は約530万頭。と畜頭数は年間約785万頭、と畜量は同約80万トンであり、生産額は同789億台湾ドル(1台湾ドル=4.5円換算で約3550億円)。豚肉の自給率は90%。 ・直近10年間、豚の取引重量と取引金額は増加傾向、と畜頭数は減少傾向。 2 豚肉サプライチェーンの現状 ・常温での生鮮豚肉の販売が全体の72.5%を占めており、依然として主流。 ・政府は消費者の安全を確保するため、豚肉売場での温度管理が可能なショーケースの導入、と体輸送車両への温度管理設備の装備などを推進。 3 豚肉サプライチェーンのリスク管理措置 ・豚熱(注1)の根絶プログラム(注2)並びにアフリカ豚熱侵入防止のための動物検疫およびサーベイランス(検査など)の推進など、家畜疾病対策を通じた養豚農家の経営安定を図る。 ・豚肉のトレーサビリティ管理、原産地表示、食品加工業者における品質管理の徹底などを通じた食品安全の確保を図る。 |
台湾・財団法人中央畜産会(NAIF:National Animal Industry Foundation) 2000年に台湾の畜牧法に基づき台湾政府によって設立された民間組織。畜産物の情報収集・提供、消費拡大、家畜改良など畜産に関するさまざまな業務を実施。 |